謎の廃屋

今回は廃墟と呼ぶにはちょっと大げさな廃屋、いやむしろ空き屋と呼ぶのがふさわしい物件。
でもガッカリしないで下さい。これ、なんとも不思議な状態でずっと建っているのです…。

                                              (2004/7/15探訪)

この一軒家は常磐高速道と一般道の交差する角地にぽつんと建っています。一見、普通の家なのですが、
よく見ると回りを鉄条網の柵で囲まれています。あまり傷んだ様子はなく、柵内の庭部分には畑らしきものもある上に、
それ以外の地面にはあまり雑草も生えていないので、ずっと誰か住んでいるんだと思ってました。
最近この近くを歩いて通るようになって、誰もいない空き屋なことを知り、おかしな部分が多々あることにも気付いたのです。

 

道路側から見るとこんな感じです。畑のようなところ以外には見事に草が無いのがお分かりかと思います。
撮影時、ちょっと雨が降り出したので、少々ボケ気味なのは御容赦あれ…。
もしかして、このあたり、草が生えにくい土壌なのかと思いましたが、そのすぐ背後には竹林が迫り、
隣には某工場の敷地の芝生が広がってるので、そういう訳でもないようです。

 

裏手にはこのように竹林が広がっています。この竹林の中には何か神様を祭った祠のようなものもあり、
ひょっとしたらそれも何か関係あるのかも知れません。右の柵の向こうが某工場の芝生が広がるところです。

 

かつては竹林の側の静かな環境にあったはずのこの家。
高速道路と一般道の開通により
騒音と排気ガスに悩まされるようになって
住民はたまらず退去したのでしょうか? 
それしては尋常でない、鉄条網の意味するものは一体?
そしてどうして庭が荒れないんでしょう?
様々な謎を内包しつつ、今も人が住んでそうな外観で、
この家はこのままの姿で建ち続けています。

撮影の最中も、いきなり雨が降ってきたかと思いきや、
背後の竹林からは名も知れぬ鳥が鳴き叫ぶ声が、
いきなり、ゾッとするほどの大きな音量で聞こえてきて、
不気味な雰囲気を厭が応にも盛り上げてくれました。
この家が無人になった理由がオカルティックなものでない
ことを祈るばかりです……。

 

 

 

 

オカルト風味
上を書いた後で、見つけてしまいました…。
ちょうどこの文章の真横、軒先の柱の横に写っているモノは
いったい、何なのでしょうか…。
一番上の写真と見比べて分かるように、ここには何もありません。
向こう側の窓を封鎖した上に張られたお札が一層不気味です…。

 

   

 

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